Qスイッチルビーレーザー

【ここがポイント】
① シミやあざ治療の確実性が高い
② Qスイッチルビーレーザーはメラニン色素の吸収率が高い波長帯を持っている
③ ダウンタイムは1~2週間

Qスイッチルビーレーザーとは

Qスイッチとは、レーザーを照射する際の照射持続期間を調整し、エネルギーを集中させることで、シミ、アザなどの原因であるメラニン色素を、適切なエネルギー量のレーザー照射する方法のことを指します。適切なエネルギー量で照射することで、皮膚へのダメージを最小限に抑えながら、シミ、あざを効果的に改善することが可能になりました。

ルビーレーザーの実力

各種色素病変(シミ等)に対し様々な波長のレーザー機器が存在しますが、中でもルビーレーザーは、その特性からより綺麗にリスク少なく色素病変(シミ等)にアプローチをすることができます。
ルビーレーザーの波長694nmはQスイッチレーザーの中でも特に、赤みよりもメラニンに吸収される波長なので、正常な血管組織へのダメージを抑えながら、ターゲットのメラニン色素にアタックすることができます。

適応となる症状

あざ、太田母斑(青あざ)、伊藤母斑、両側性遅発性太田様色素斑、(後天性真皮メラノサイトーシスADM)、扁平母斑(茶あざ)(カフェオレ斑)など。老人性色素斑(シミ)や雀卵斑(そばかす)などの色素太田母斑などは保険適用となります。

その他当院では、外傷性の刺青やアートメイク除去はメドライトC6
ホクロや脂漏性角化症等イボは高周波での除去が可能です。症状に合わせた治療法の選択を丁寧な診察により行いますので、是非一度ご来院ください。

ダウンタイムについて

◯照射後は、ご自宅で軟膏とテープで経過観察していただきます。
◯テープは自然に剥がれるまでは貼ったままでお願いいたします。無理に剥がされますと色素沈着の期間が長引く可能性があります。もし剥がれたら再度テープで保護してください。お風呂の時にも無理に剥がす必要はありません。
◯約二週間程度はジュクジュクした状態が続きますが、普通の傷が治る過程と同じように段々と傷が乾いていきますので、そこでテープは不要になります。
◯一時的に濃くなったようになりますがそれは色素沈着ですので、摩擦を避け保湿やUVケアの継続で次第に薄くなっていきます。
◯皮膚のターンオーバー(代謝)には個人差がありますので、色素沈着の期間にも個人差があります。場合によっては数ヶ月単位での経過観察が必要です。

代謝を上げるためには

  • タンパク質をしっかり食べる
  • ビタミンB群・ヘム鉄・亜鉛・ビタミンCをとる
  • ストレスを溜めない
  • 洗顔や化粧で摩擦をしない
  • 睡眠をとり、適度な運動をする

こんな方にオススメです

  • シミやそばかすを取りたい方
  • シミの治療をしたのに再発した方
  • あざを改善したい方
  • ADM(両側性遅発性太田母斑様色素斑、後天性真皮メラノサイトーシス)をとりたいかた

料金

メニュー名 シミ 1㎠以下 シミ 1~4㎠ シミ 4㎠以上 アザ 1㎠以下 アザ 1~4㎠ アザ 4㎠以上
タトゥー・入れ墨除去 切除法 11,000円/一個 22,000円/一個 33,000円/一個 11,000円/一個 22,000円/一個 33,000円/一個

注意事項

施術後、気になることがあるときは、すぐに当院へご連絡ください。

当院が推奨するレーザー照射後のホームケア

レーザー後のお肌をきれいにするには、とにかくホームケアが重要です。

クリニックで処方される「シナール」のビタミンC含有量は1錠200mg。しかしアンチエイジングのために必要なビタミンCは1日2000mg〜3000mg。ビタミンCは体の中で作られることがなく、加齢、喫煙、飲酒、ストレスなどでもビタミンCが激減するので、食品やサプリで補う必要があります。
市販されているサプリは1000mgのものが多く、着色料や甘味料、成形剤等の添加物も気になるところです。
体のためにも高純度で純粋なビタミンCを摂ることをお勧めします。身体の内からの美容、栄養についてのスペシャリストが当院には医師の他に2名の栄養カウンセラーが在籍しております。気になる症状やお肌のこと等気になることがありましたら、お気軽にご相談ください。

肌へ浸透性の高い、油溶性ビタミンC誘導体を高濃度に配合した美容スティック。塗布後24時間効果を発揮します。顔や体のシミや色素沈着が気になるところにお使いいただけます。

入浴 当日はお控えください。翌日から、患部を水から保護しながらの入浴・洗髪が可能です。ただし、強く擦らないようにご注意ください。
医師の指示に従い、処方薬を、所定の期間塗布してください。稀に、色素沈着が起こることがあります。ハイドロキノン、ビタミンC美容液を併用することで、予防効果が期待できます。
日常生活 患部を直射日光に当てることは、できるだけ避けてください。日焼け止めによる紫外線対策をお願いいたします。
食事、運動 普段通りで問題ありませんが、運動の際は紫外線対策をお願いいたします。