最新のシミ・肝斑治療として注目されている「ピコトーニング」。ピコトーニングとは、肌の改善や美容効果を目的としたレーザー治療の一種で、短いパルス幅のレーザーを用いて肌表面に微細な穴を開け、肌の再生を促す治療法です。
では、そんなピコトーニングの効果はどのようなものなのでしょうか?本記事では、「シミや肝斑の治療を行いたい」「ピコトーニングを受けたいけど十分な知識がない」という方に向け、以下の内容を解説します。
- ピコトーニングの効果
- ピコトーニングの効果を実感しやすい人の特徴
- ピコトーニングのピーク時期・持続期間・施術回数の目安
- ピコトーニングのメリット・デメリット
- ピコトーニングの副作用・リスク
- ピコトーニングの効果を高めるポイント
- ピコトーニングがおすすめのクリニック
また、ピコトーニングに使われている「ピコレーザー」の種類やそれらを用いた別の治療法なども紹介します。これからピコトーニングを受けようと思っている方は、ぜひ参考にしてみてください。
ピコトーニングとは
ピコトーニングは、短いパルス幅を持つレーザーを用いて、肌表面に微細な穴を開けることで、肌の再生を促す治療法です。レーザーが肌に照射されると肌細胞の一部が破壊され、その破壊された細胞から出たシグナルが周囲の細胞を刺激し、新しいコラーゲンやエラスチンの生成を促します。さらに細胞の修復機能も活性化されるため、肌のターンオーバーの促進にも効果的です。
1兆分の1秒を意味する「ピコ秒」という単位から、「ピコトーニング」と呼ばれるようになりました。
ピコトーニングのレーザーはパルス幅(レーザーを一発発振した時の照射時間のこと)がかなり短いため、肌に与えるダメージが少なく、治療後のダウンタイムが短いという特徴があります。肌への負担が少ないため、照射後に炎症が起きにくいのもピコトーニングのメリットといえるでしょう。
ピコトーニングと従来のレーザー治療の違い
ピコトーニングと従来のレーザー治療(レーザートーニング)の違いは、出力の強さにあります。具体的には、レーザートーニングではナノ秒(10億分の1秒)の時間幅でレーザーを照射するのに対し、ピコトーニングではピコ秒(1兆分の1秒)に1回レーザーを照射します。肌への負担が少ないため、通常のレーザー治療で炎症を起こしてしまった方でも施術できる可能性が高いです。
また、ピコトーニングは従来のレーザー治療と比較するとダメージが少ないため、短いダウンタイムで済む、治療回数が少ないというメリットがあります。痛みが少ないのもピコトーニングの魅力です。
しかし、ピコトーニングは肌に優しい施術である分、通常のレーザー治療と比較すると費用が高額になる傾向にあります。施術回数も増えてしまうため、「治療費用が安くて施術回数も少ないほうが良い」という場合には、レーザートーニングを選んだほうがいいかもしれません。
ピコトーニングも通常のレーザー治療も、効果には大きな差がないことがほとんどです。どちらか一方が優れているというわけではないため、医師に相談した上で、症状や体質に合わせて最適な治療法を選びましょう。
ピコトーニングで期待できる3つの効果
ピコトーニングには、以下のような効果が期待できます。
- シミ・くすみの改善効果
- 肝斑の改善効果
- 肌質の改善効果(赤ら顔・毛穴開きなど)
それぞれ詳しく解説していきましょう。
効果1.シミやくすみの改善効果・トーンアップ効果
ピコトーニングには、シミやくすみを改善する効果があるといわれています。肌表面に微細な穴を開けることで、シミやくすみの原因となるメラニン色素を含んだ細胞を破壊する効果があるためです。
シミやくすみへの治療は従来のレーザートーニングでも行えますが、ピコトーニングは従来のものよりも幅広い箇所への施術ができるため、顔全体のトーンアップが目指せます。顔に薄いシミがいくつもあるという方におすすめの治療法です。
また、レーザーの刺激によってコラーゲンやエラスチンの生成が促進され、肌の弾力性が改善されるため、しわやたるみも軽減されるとされています。年齢によってできたシミやくすみ、しわなどの改善、いわゆるアンチエイジング効果にも期待できるのです。
効果2.肝斑の改善効果
ピコトーニングは、肝斑(かんぱん)の治療にも効果的です。肝斑とは主に顔(目の下〜両頬やあご)や手の甲に現れる、茶色っぽい色のシミの一種です。主に女性に多く見られ、中高年になると発症することが多いとされています。
肝斑は、日焼けやホルモンバランスの乱れ、ストレスなどが原因とされていますが、はっきりとした原因は解明されていません。30〜40代の女性に多く発症することから、妊娠や更年期などでホルモンバランスの変化が関係しているともいわれています。
肝斑は外部からの刺激によって濃くなる可能性があるため、通常のレーザー治療は禁忌(医学分野において、患者に害を及ぼす可能性があるため特定の治療が禁止されていること)とされています。しかし低刺激なピコトーニングであれば肝斑を悪化させることなく治療可能。レーザー治療の中で唯一、肝斑への施術が認められています。
効果3.肌質の改善効果(赤ら顔・毛穴開きなど)
ピコトーニングには、赤ら顔や毛穴開きなどを改善し、肌質を向上させる効果も期待できます。
赤ら顔とは、顔が赤みを帯びている状態が続く症状のこと。乾燥による肌のバリア機能の低下やニキビなど原因はさまざまありますが、毛細血管が拡張しているのもその1つです。ピコトーニングには血管を収縮させる働きがあるため、毛細血管の拡張が収まり、赤ら顔の改善につながるのです。
また、ピコトーニングによって肌の再生力が高まることで、毛穴の中にたまった古い角質や皮脂を排出する効果も期待できます。肌の表面が整えられることで、毛穴が目立ちにくくなるという嬉しい効果も見込めるでしょう。
ただし、赤ら顔や毛穴開きなどの肌トラブルの場合、ピコトーニング以外の治療法が適しているケースもあります。治療前には必ず医師の診断を受け、適切な治療計画を立てるようにしましょう。
ピコトーニングの効果を実感しやすい人の特徴
ピコトーニングは、人によって感じられる効果に差があることがあります。効果を実感しやすい方、ピコトーニングの治療がおすすめな方の特徴を見ていきましょう。
- シミやそばかすを薄くしたい方
- 肝斑を治したい方
- 顔全体にある細かいシミを薄くしたい方
- 毛穴の開きを改善したいなど肌に悩みを抱えている方
- 肌にハリがほしい、肌質を改善したいなど若返り治療を希望する方
- ダウンタイムが短い治療を希望している方
- 痛みの少ない施術が良い方
ピコトーニングは通常のレーザー治療と比べ、肌への負担が少ないのが特徴です。ダウンタイムや痛みが少ない治療を希望している方にぴったりといえるでしょう。
また、通常のレーザー治療とは照射可能範囲や施術できる症状も異なるため、「過去にレーザー治療を受けたことがあるけど、効果を実感できなかった」という方でも効果を感じられるケースも珍しくありません。シミや肝斑、肌トラブルで悩んでいる方は一度美容クリニックで医師に相談してみると良いでしょう。
ピコトーニングの効果はいつから実感できる?
ピコトーニングの効果を実感できる期間には個人差がありますが、一般的には施術後1週間を目処にかさぶたが取れ始め、新しい皮膚に生まれ変わることが多いです。肌のトーンが明るくなったり、皮膚のキメが整ったりなどの効果を感じることができるでしょう。
ただし、ピコトーニングは複数回通うことでより高い効果を実感できる治療法です。特にシミや肝斑の場合は1回の施術で十分な効果を実感するのは難しいため、効果が実感できなくても安心してください。
ピコトーニングの効果を実感するための施術回数の目安
ピコトーニングは、1回の施術でも肌質の改善効果に期待できます。しかし先ほども解説したように、シミや肝斑の改善を実感するためには複数回の治療が必要です。一般的には5回以上、場合によっては10回程度の施術が推奨されています。実際、とあるクリニックの調査結果によると、ピコレーザーによるシミの治療において、症状の改善効果があらわれるまでの平均施術回数は4.6回だったそうです。
また、ピコトーニングの治療を複数回受ける際には、1ヶ月程度の間隔を目安に通院しましょう。肌の再生サイクルは約1か月程度。ピコトーニングに限らず、肌トラブルの改善や肌質向上を目指す治療の効果を持続させるためには一定の間隔を空けて複数回の治療を受ける必要があるためです。
治療回数を増やせばその分より効果的な治療が期待できますが、過剰な治療は肌への負担が大きくなります。効果的に治療を受けるためには、適切な頻度・回数での治療を受けることが重要です。
ピコトーニングのメリット・デメリット
ピコトーニングには、以下のようなメリット・デメリットがあります。
■ピコトーニングのメリット
- さまざまな肌悩みを改善できる
- 肌への負担がほとんどない
- 痛みやダウンタイムが少ない
■ピコトーニングのデメリット
- 1回の施術では効果を実感できないことも
- 稀に副作用を引き起こすリスクがある
治療を受ける際には、メリットだけでなくデメリットについてもしっかり把握することが大切です。
メリット1.さまざまな肌悩みを改善できる
ピコトーニングは、さまざまな肌悩みを改善することができます。
まず、シミやそばかす、肝斑などの色素沈着に対する改善効果。ピコ秒レーザーは、極短パルスで肌表面の色素を破壊するため、シミやそばかすを薄くして肌全体をトーンアップさせることができます。
さらに、ピコレーザーは肌の奥深くまで届くため、コラーゲンやエラスチンの生成を促進し、肌の弾力性を高めることも可能です。肌表面の角質を取り除いてザラつきを改善したり、肌表面のターンオーバーの促進による赤ら顔や毛穴開きを改善したりできるでしょう。
また、ピコトーニングにはタトゥーや刺青の除去にも使えます。これまでのレーザー治療は1色のみのものしか除去できませんでしたが、ピコトーニングであればカラフルなものでもきれいに除去することが可能です。
以上のように、ピコトーニングは多くの肌悩みに効果があるというメリットがあります。
メリット2.肌への負担がほとんどない
ピコトーニングは、レーザーが照射される時間が極めて短いレーザー治療です。そのため、従来のレーザー治療に比べて治療時間が少なく、肌に与えるダメージが少ないというメリットがあります。
また、ピコレーザーは肌表面には熱を与えずに肌の内部のターゲットにのみ作用するため、皮膚表面の組織には影響を与えません。
メリット3.痛みやダウンタイムが少ない
ピコトーニングは、従来のレーザー治療に比べて痛みが少なく、ダウンタイムが短いという特徴があります。治療後は稀に軽い赤みや腫れなどの症状が現れる場合がありますが、数日で改善されることが多いです。そのため、日常生活に支障をきたすことがほとんどありません。
さらに、施術中の痛みが少ないのもピコトーニングの特徴です。ほとんど痛みを感じないため麻酔が必要ないケースも多く、その分、身体への負担が少ないのもメリットといえるでしょう。
しかし、痛みやダウンタイムの程度には個人差があります。施術箇所や治療内容によっても異なるため、施術前に医師としっかり相談することが重要です。
デメリット1.1回の施術では効果を実感できないことも
ピコトーニングは、1回の施術でも効果を実感できる場合がありますが、症状や肌質によっては、1回の施術では十分な効果を得られない場合があります。肌の再生サイクルに合わせて複数回の治療が必要になるため、通院しなければいけないのはデメリットと感じる方もいるでしょう。
ピコトーニングの施術回数は、個人差や症状によっても異なりますが、一般的には1か月程度の間隔で、5〜10回の施術を受けることが推奨されています。施術回数が増えるほど、より効果を実感しやすくなるため、満足するまで通院すると良いでしょう。
デメリット2.稀に副作用を引き起こすリスクがある
ピコトーニングは、一般的には安全で副作用がほとんどないとされていますが、稀に副作用を引き起こすことがあります。ほとんどの副作用は一時的なものですぐに収まるケースが多いですが、重症の場合は医療機関を受診する必要があるため覚えておきましょう。
ただし、ピコトーニングの副作用は、医師が事前に肌の状態を評価し、適切な治療を行うことで予防できます。
ピコトーニングの副作用やリスクについては次の章で詳しく解説しますので、治療前には必ずチェックしておきましょう。
ピコトーニングの副作用・リスク
ピコトーニングは数あるレーザー治療の中でも比較的ダウンタイムや副作用が少なく、安全性の高い治療です。しかし副作用の可能性はゼロではなく、肌質や健康状態、使用する薬剤との相性、医師の経験や技術によっては以下のような副作用が出ることがあります。
- 赤み・かゆみ
- 乾燥・湿疹
- ほてり
- チクチク感
- かさぶた
- ニキビ・吹き出物
- 色素沈着
- 色素脱失(白斑)
いずれの副作用の場合も、通常であれば軽度かつ一時的なもので、数日以内に解消されることがほとんど。ただし、ごくまれに長引いたり発熱したりする可能性があるため、そうなったら速やかに医師に相談しましょう。
また、ピコトーニングはレーザーを使用するため、日焼け肌や敏感肌の人、妊娠中の女性、炎症や感染症のある人、光過敏症の人などには施術が適していない場合があります。医師と事前に相談し、自分に合った施術を受けることが大切です。
ピコトーニングの効果をより実感するためのポイント
ピコトーニングは、以下のようなポイントを心がけることでより高い効果を実感することができます。
- 定期的に5回以上の施術を受ける
- 処方された薬はきちんと服用する
- 施術後はセルフケアを行う
- かさぶたが気になってもはがさない
- 適切な出力で施術してくれるクリニックを選ぶ
それぞれ詳しく解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。
定期的に5回以上の施術を受ける
ピコトーニングは1回の施術で効果があらわれるものの、より効果を実感するためには、一定の回数の施術が必要です。通常、クリニックでは5回以上の施術が推奨されています。
効果があらわれるまでの期間や適切な施術回数には個人差がありますが、通常は肌のターンオーバーに合わせて1か月に1回程度のペースで施術を受けるのがおすすめ。施術間隔は短くしすぎると肌に負担がかかり、逆に長くすると効果が薄れるため、適切な間隔で施術を受けることが大切です。
処方された薬はきちんと服用する
ピコトーニングの施術後、クリニックによっては薬を処方するケースがあります。例えば、肝斑にはメラニン色素を抑制する効果があるトラネキサム酸の内服が一般的です。肌の再生を促すためにビタミンC誘導体やプラセンタなどの美容成分が含まれたサプリメントを処方したり、かさぶたの治りを良くするために軟膏を処方したりするクリニックもあるでしょう。
処方された薬は、肌の状態や悩みに合わせて選ばれたものです。薬の処方も含めて治療の一環であるため、必ず容量用法を守って服用・使用してください。適切な薬の服用・使用は、ピコトーニングの効果を高めることにもつながります。
施術後はセルフケアを行う
ピコトーニングの施術後には、施術部位のセルフケアが重要です。施術後は、しばらくは施術部位に負担をかけないように注意する必要があります。具体的には、以下のようなセルフケアを行いましょう。
- メイク落としや洗顔は刺激が少ないものを使用する
- メイクはできるだけ早めに落とす
- いつもより丁寧に保湿する
- 紫外線に気をつける(直射日光は避け、防止や日傘を利用して肌を保護する)
- マッサージやむやみに触ったり強くこすったりするのを避ける
ピコレーザーの施術後は、肌がかなりデリケートな状態。乾燥や強い刺激は、せっかく治療した肌にかえってダメージを与えてしまう可能性があります。施術後はセルフケアを入念に行い、乾燥や強い刺激から肌を守ることを心がけましょう。
かさぶたが気になってもはがさない
ピコトーニングの施術後には赤みやかさぶたができることがありますが、自己判断でかさぶたをはがさないことが大切。かさぶたをはがすと、肌の状態が悪化したり、色素沈着を引き起こしたりする可能性があるためです。
ピコトーニング後のかさぶたは、治癒プロセスの一部であり、肌細胞の再生を促進するために必要になります。かさぶたは数日経つと自然に剥がれ落ちるため、それまでは気になってもはがさないようにしましょう。
適切な出力で施術してくれるクリニックを選ぶ
ピコトーニングの施術にはレーザーを使用しますが、このレーザーの出力が高すぎると、肌に負担をかけたり副作用を引き起こしたりする可能性があります。そのため、適切な出力で施術してくれるクリニックを選ぶことが大切です。
「ピコトーニングを行っているクリニックが多すぎてどこがいいのか分からない」という場合には、以下のポイントに沿ってクリニックを比較検討してみましょう。
- カウンセリングで親身になって話を聞いてくれるか
- カウンセリングの場でピコトーニングの良い点だけでなく、悪い点(副作用やリスク)も説明してくれるか
- クリニック内は清潔に保たれているか
- 医師は専門的な資格を持っているか
- ホームページに実績が多く掲載されているか
- 実際にそのクリニックでピコトーニングを受けた人の口コミや評価が高いか
信頼できるクリニックを選ぶことで、ピコトーニングの効果を最大限に実感できるでしょう。
ピコトーニングを受けられるおすすめクリニック7選
ピコトーニングの施術を受けられるクリニックは全国に数多くあるため、どこを選んだら良いのか分からない方も多いのではないでしょうか。実際、クリニックごとに特徴や治療料金が異なるため、自分に合ったクリニックを選ぶことが大切です。
ここではピコトーニングの治療に関する評判が高い7院をピックアップしてご紹介しますので、クリニック選びに迷っている方はぜひ参考にしてみてください。
※2023年3月29日現在の情報
自分に合ったシミ取り施術が選べる|品川美容外科
■品川美容外科のおすすめポイント
- アメリカFDAの承認を受けたレーザー機ピコシュアを使用
- 初回9,790円(税込)、2回目以降も11,990円(税込)で受けられる
- 「シミ0の日」はさらにお得
- レーザートーニングやピコフラクショナルなどシミ取り施術が豊富
全国に28院を展開している品川美容外科では、そのうちの17店舗でピコトーニングが受けられます。FDAで承認されている「ピコシュア」を導入し、施術中に痛みや熱を感じにくい治療を実現。ダウンタイムが短い治療が良いという方におすすめです。
初回9,790円(税込)、2回目以降も11,990円(税込)、さらに「シミ0の日(0のつく日)」であればさらにお得に治療を受けられるのも品川美容外科の魅力です。
品川美容外科の詳細情報
ピコレーザー治療の種類 | ピコトーニング/ピコフラクショナル |
扱っている機種 | ピコシュア/マジェスティ |
治療料金(税込) | ホホ:初回9,790円、2回目以降11,990円
全顔:16,500円 首:16,500円 手の甲:16,500円 |
初回カウンセリング費用 | 無料 |
キャンペーン情報 | 誕生日割・入会割・モニター割・「シミ0の日」 |
施術時間 | 約20分 |
クリニック数 | 全国28院
※ピコレーザー導入院は全国17院 |
シミの濃さや大きさに合わせてプランを選べる|TCB東京中央美容外科
■TCB東京中央美容外科のおすすめポイント
- ショット数に応じてライト・スタンダード・プレミアからプランを選べる
- 施術の種類によっては初回限定価格あり
- アフターケアが充実&無料
全国に92院(グループ含む)ものクリニックを展開しているTCB東京中央美容外科。ピコトーニングはショット数に応じてライト・スタンダード・プレミアの中からプランを選べるため、自分のシミの濃さや大きさに合わせて治療プランを計画できます。
また、TCB東京中央美容外科では万が一のトラブルに備えて無料のアフターケアサービスが用意されています。安心感を持って施術を受けたい方におすすめです。
TCB東京中央美容外科の詳細情報
ピコレーザー治療の種類 | ピコトーニング/ピコフラクショナル/ピコスポット |
扱っている機種 | HEXA MLA Treatment |
治療料金(税込) | ライト:9,800円〜
スタンダード:23,200円〜 プレミア:46,400円〜 フラクショナル:19,800円〜 |
初回カウンセリング費用 | 無料 |
キャンペーン情報 | LINEクーポン・学割・シニア割・交通費支給制度(遠方のみ)など |
施術時間 | ホームページに記載なし |
クリニック数 | 全国92院(グループ)
※一部の院ではピコレーザーの取扱なし(要問い合わせ) |
1年間通い放題プランで徹底した治療が可能|エトワールレジーナクリニック
■エトワールレジーナクリニックのおすすめポイント
- 月額3,400円(税込)で1年間通い放題コースあり
- ピコトーニング以外のピコレーザー治療も豊富
- 高性能肌診断機「VISIA」で肌の状態を細かく調べられる
エトワールレジーナクリニックの特徴は、「シミ取り放題コース」があること。月額制で1年間通い放題なため、施術回数を気にせず治療に専念したい方におすすめです。もちろん1回ずつ費用が発生する施術プランも用意されているため、自分に合った治療プランを見つけられます。
施術前には高性能肌診断機「VISIA」で肌の状態を細かく調べてもらえるため、自分の肌の状態をチェックした上で治療法を決めたい方にもぴったりです。
エトワールレジーナクリニックの詳細情報
ピコレーザー治療の種類 | ピコトーニング/ピコフラクショナル/ピコスポット |
扱っている機種 | ホームページに記載なし |
治療料金(税込) | 全顔:初回8,580円、1回15,000円
デコルテ:初回12,800円、1回22,500円 手の甲:初回4,290円、1回7,500円 背中上部:初回17,100円、1回30,000円 |
初回カウンセリング費用 | 無料 |
キャンペーン情報 | ホームページに記載なし |
施術時間 | 30分程度 |
クリニック数 | 2院(表参道・新宿) |
イオン導入とセットで美肌が目指せる|銀座よしえクリニック
■銀座よしえクリニックのおすすめポイント
- 東京都内4院・横浜院でピコレーザー機を導入
- 期間限定のキャンペーン情報あり
- イオン導入やマッサージピールなどのセットプランあり
銀座よしえクリニックでは、時期に応じて期間限定のキャンペーンが用意されていて、お得に治療を受けられます。各キャンペーンの終了時期は未定となっているため、気になる方は早めにチェックしておきましょう。
また、イオン導入やマッサージピールなど、ピコトーニングと相性が良いといわれている他の治療とセットになったお得なプランがあるのも銀座よしえクリニックの魅力。コスパよく治療を受けたい方におすすめのクリニックです。
銀座よしえクリニックの詳細情報
ピコレーザー治療の種類 | ピコトーニング/ピコフラクショナル |
扱っている機種 | ピコレーザーPQX |
治療料金(税込) | ピコトーニング(頬)+イオン導入:初回14,300円、1回22,880円
ピコトーニング(全顔)+イオン導入:初回22,000円、1回35,200円 ピコトーニング5×5cm(オプション):7,700円 |
初回カウンセリング費用 | 無料 |
キャンペーン情報 | 時期に応じたキャンペーン情報あり |
施術時間 | 約5~45分 |
クリニック数 | 7院
※ピコトーニング導入院は都内4店舗・横浜院 |
初回価格は通常価格から驚きの3万円オフ|ガーデンクリニック
■ガーデンクリニックのおすすめポイント
- モニター価格11,000円(通常は22,000円・税込)で受けられる
- 開院から20年以上の老舗で多数の実績あり
- 各駅からのアクセスが抜群で通いやすい
都内3店舗、関東2店舗のほか、名古屋、大阪、福岡に店舗を構えるガーデンクリニック。どの院も駅からのアクセスが良く、通いやすいのが魅力です。
そんなガーデンクリニックのピコトーニングは、モニター価格で11,000円(税込)で受けられます。通常は22,000円(税込)なので、かなりお得といえるでしょう。実績が豊富で、安心感があるのも魅力の1つです。
ガーデンクリニックの詳細情報
ピコレーザー治療の種類 | ピコトーニング/ピコフラクショナル |
扱っている機種 | エンライトン |
治療料金(税込) | 1回(全顔):22,000円(モニター価格:11,000円)
5回コース:99,000円(モニター価格:48,400円) |
初回カウンセリング費用 | 無料 |
キャンペーン情報 | モニター制度 |
施術時間 | 約10〜20分 |
クリニック数 | 全国8院 |
全国130院以上展開で忙しい人でも通いやすい|湘南美容クリニック
■湘南美容クリニックのおすすめポイント
- 5回・10回セットで効果を実感しやすい
- LINE公式アカウントでお得なクーポンを定期的に受け取れる
- 全国130院以上、東京都内だけでも20院以上あり通いやすい
湘南美容クリニックのピコトーニングは、効果を感じやすい5回・10回セットのプランが用意されています。さらにLINE公式アカウントに登録しておくとお得なクーポンを定期的に受け取れるため、コスパよく通院したい方はぜひ登録しておきましょう。
そんな湘南美容クリニックは、東京都内だけでも20院以上も展開しているため、通いやすいのがメリット。どのクリニックも駅チカに店舗があることが多いため、忙しい方でも手軽に通院できます。
湘南美容クリニックの詳細情報
ピコレーザー治療の種類 | ピコトーニング/ピコフラクショナル/ピコスポット |
扱っている機種 | エンライトンⅢ/エンライトンSR/PQXピコレーザー |
治療料金(顔・税込) | 1回:11,000円
5回:49,900円 10回:91,660円 |
初回カウンセリング費用 | 無料 |
キャンペーン情報 | SBCポイント・学割・各種クーポンあり |
施術時間 | 5〜30分 |
クリニック数 | 国内・国外133院 |
痛みやダメージを最小限に抑えた治療を実現|オーロラクリニック
■オーロラクリニックのおすすめポイント
- 医師の知識が豊富で自分に最適なプランを提案してもらえる
- 痛みやダメージがほとんどない治療を実現
- 顔全体取り放題のプランあり(ピコスポット)
ピコトーニングや医療脱毛などの皮膚科以外にも、内科・医療痩身など幅広い施術メニューを用意しているオーロラクリニック。医師の知識も幅広いため、自分に最適な治療プランを提案してもらえます。
ピコウェイを使用したオーロラクリニックのピコトーニングは、痛みやダメージがほとんどありません。ピコスポットには顔全体取り放題のプランも用意されているため、気になる方はカウンセリングで相談してみましょう。
オーロラクリニックの詳細情報
ピコレーザー治療の種類 | ピコトーニング/ピコフラクショナル/ピコスポット |
扱っている機種 | ピコウェイ |
治療料金(税込) | 1回:16,500円 |
初回カウンセリング費用 | 無料 |
キャンペーン情報 | 毎月更新されるキャンペーンあり |
施術時間 | 30〜60分程 |
クリニック数 | 1院(新宿) |
ピコトーニングの費用相場
以下の表は、上で紹介した7つのクリニックのピコトーニングの治療料金(全顔・最安値)をまとめたものです。
クリニック名 | 施術料金(全顔) |
品川美容外科 | 16,500円 |
TCB東京中央美容外科 | 9,800円〜 |
エトワールレジーナクリニック | 8,580円〜 |
銀座よしえクリニック | 22,000円〜 |
ガーデンクリニック | 11,000円〜 |
湘南美容クリニック | 11,000円 |
オーロラクリニック | 16,500円 |
本記事で紹介した7つのクリニックからピコトーニングの施術料金の平均を算出すると、約13,500円となりました。
ただし、各クリニックの割引制度を利用したり、複数回の施術がセットになっているプランを選択するとさらに費用を抑えられる可能性があります。ここで紹介した費用の目安を参考に、いくつかのクリニックで見積もりを依頼して比較してみるのもおすすめです。
ピコトーニングの施術の流れ
ピコトーニングの施術の流れはクリニックによって異なりますが、一般的には以下の流れで行われます。
- カウンセリング
- 申し込み・契約
- 診察・施術
- アフターケア
それぞれの詳細とポイントを見ていきましょう。
1.カウンセリング
ピコトーニングを受ける前に、医師や看護師によるカウンセリングが行われます。カウンセリングは適切な治療プランを立てるために欠かせないため、医師とのコミュニケーションを大切にし、肌の悩みや施術に関する不安などをしっかりと伝えましょう。
カウンセリングでは肌の状態を適切に判断するため、メイクを落とすケースがほとんどです。ただし普段のメイクの状態を確認するためにメイクをしたままカウンセリングを行う場合もあるため、事前にクリニックに確認しておくと良いでしょう。
また、カウンセリングではピコトーニングの仕組みや特徴、副作用、術後の過ごし方について詳しい説明が行われます。医師からの説明をよく聞き、施術について理解した上で治療を検討しましょう。
2.申し込み・契約
施術を受けることを決めたら、申し込みや契約を行います。契約書や同意書を読み、しっかりと理解した上でサインしましょう。特に、施術の内容や費用に関する記載については十分に確認することが重要です。未成年が申し込みを行う場合、親権者の同席や同意が必要なことがありますので注意しましょう。
支払い方法はクリニックによって異なりますが、現金やクレジットカード・デビットカードのほか、医療ローン、QRコード決済、銀行振込などを使用できるケースもあります。事前に支払い方法を決めておくとスムーズに契約を進められるでしょう。
また、申し込み時にクーポンや割引が使えるクリニックも多いため、事前に確認しておくことをおすすめします。
3.診察・施術
治療当日は医師による診察が行われた後、ピコトーニングの施術が開始されます。施術前にはメイクやスキンケアなどをしっかり落とした上で、肌を清潔に保つことが重要です。
もしも施術中に痛みや不快感を感じた場合には、我慢せずにすぐに医師に伝えましょう。痛みに弱い場合は麻酔を追加することもできます。
施術にかかる時間は約10〜20分。施術後はメイクして帰宅することができます。
4.アフターケア
施術後は、アフターケアが大切です。いつもより入念に保湿ケアや紫外線ケアを行い、肌に刺激や負担を与えないようにしましょう。クリニックから薬やスキンケアが処方された場合には、容量用法を守って服用・使用してください。
また、かさぶたができた場合には、自分ではがさずに自然に剥がれ落ちるまで放置することが重要。施術後はまれに赤みやチクチク感が出ることがありますが、数日で落ち着くケースがほとんどです。あまりにもひどい場合や発熱した場合には、すぐにクリニックに連絡して治療を受けましょう。
ピコトーニングは、複数回施術を受けることで効果を発揮する治療法です。前回の施術から1ヶ月後を目処に、次の予約を取りましょう。
ピコレーザーを使用したピコトーニング以外の治療法とその効果を紹介
ピコレーザーを使用した治療には、ピコトーニングのほかに「ピコスポット」や「ピコフラクショナル」などがあります。それぞれ特徴が異なるため、肌悩みや症状に応じて選択することが重要です。クリニックでのカウンセリングや医師との相談をしっかりと行い、最適な施術方法を選ぶようにしましょう。
では、「ピコスポット」「ピコフラクショナル」について詳しく解説します。
ピコスポット
ピコスポットは、ピコレーザーを使用してほくろや目立つシミ、そばかすなどを効果的に取り除く治療法です。集中的に高い出力のレーザーを照射することができるため、タトゥーや刺青の除去にも高い効果が期待できます。
ピコトーニングよりもパワーが強いため、1回の施術で効果を実感する方も少なくありません。しかしパワーが強い分、ピコトーニングよりもダウンタイムが長く、2週間ほどかかるケースもあります。場合によっては、摩擦や紫外線などから守るためにダウンタイム中に施術箇所をテープで保護する必要があるため、大切なイベント前には施術を避けるのがおすすめです。
ピコフラクショナル
ピコフラクショナルは、ピコレーザーを使用して肌表面と肌深部の両方に作用することで、肌の再生を促進して美肌効果を得る治療法です。レーザー照射によって点状に小さな穴をあけ、肌の修復能力を高めることで、肌質の改善やニキビ、傷跡、小じわなどの改善に効果が期待できます。
ほとんど痛みがないピコトーニングと違い、施術中に多少の痛みが生じる場合があります。必要に応じて麻酔を検討すると良いでしょう。また、ダウンタイムが必要な場合があるため、それを踏まえた上で治療スケジュールを立てるのがおすすめです。
ピコレーザー治療を受ける際には機械にも注目しよう
ピコレーザーには、さまざまな波長や出力で作られた機種があります。それぞれ特徴や効果が異なるため、自分の肌悩みに合う機械を扱っているクリニックを選びましょう。
以下に代表的なものを紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
エンライトン
「エンライトン」は、キュテラ社が展開するピコレーザー。厚生労働省の認可を受けているため、安全性が高いのが特徴です。
レーザーの波長は532nm、670mm、1064nmの3種類を搭載しており、トーンアップやシミ・そばかす・タトゥー除去に効果があります。特に大きなシミや濃いシミへの高い効果が期待できます。
肌表面にダメージを与えず、メラニンにのみ集中して破壊するため、施術後にダウンタイムがなく、痛みもほとんどありません。
■エンライトン詳細
- 製造元:キュテラ社
- パルス幅:750〜2,000ps
- レーザーの波長:532mm、670mm、1,064mm
ピコシュア
「ピコシュア」は、ピコレーザーの中でもっとも歴史がある機種です。日本の厚生労働省にあたるアメリカFDAの承認を得ているため安全性が高く、多くの国で利用されています。
そんなピコシュアの特徴は、メラニン色素に反応しやすいこと。アレキサンドライトレーザーによってシミやそばかすなどをピンポイントで除去する効果が期待できます。また、肌への負担が少ないのもピコシュアの魅力です。
■ピコシュア詳細
- 製造元:サイノシュアー社
- パルス幅:550〜750ps
- レーザーの波長:532mm、755mm
ピコウェイ
さまざまな波長と照射方式を組み合わせながらシミの改善ができるピコレーザー「ピコウェイ」。世界でもトップレベルのレーザー会社であるシネロンキャデラ社が開発していて、「エンライトン」と同じく、日本では厚生労働省の承認を得ています。
そんなピコウェイの特徴は、局所的なシミを改善できるとともに、美肌作用が高いこと。ハンドピースを変更して美肌目的の治療として用いることもよくあります。照射面積が広いため短時間で施術が終わること、肌へのダメージが少なくダウンタイムが短いこともピコウェイの魅力です。
■ピコウェイ詳細
- 製造元:シネロンキャデラ社
- パルス幅:300〜450ps
- レーザーの波長:532mm、730mm、1,064mm
ディスカバリーピコ
「ディスカバリーピコ」は、イタリアのクアンタ社が提供するピコレーザー。出力が高いため、濃いシミやくすみ、色素沈着に効果的です。他のレーザーでは改善が見られなかったシミやケガや手術によってできた消えにくい跡にも効果を発揮するため、該当する方はディスカバリーピコを扱っているクリニックに相談してみましょう。
また、バージョンアップした「ディスカバリーピコプラス」では532nmと1064nmの間に694nmの波長を加えることで、より多くの肌トラブルに対応できるようになりました。
■ディスカバリーピコ詳細
- 製造元:クアンタ社
- パルス幅:370〜450ps
- レーザーの波長:532mm、694mm(ディスカバリーピコプラスのみ)、1,064mm
スペクトラピコ
「スペクトラピコ」は、4種類の波長を使い分けることでどんな色素にもアプローチできるピコレーザーです。従来のレーザー治療では除去しにくかった小さなシミまで除去することができます。
また、スペクトラピコではどんな色素も除去できるため、カラフルなタトゥーにも効果を発揮します。ピコレーザーでタトゥーや刺青の除去をしたいという場合にはスペクトラピコを扱っているクリニックがおすすめです。
■スペクトラピコ詳細
- 製造元:ルートロニック社
- パルス幅:750ps
- レーザーの波長:532mm、595mm、660mm、1,064mm
まとめ
本記事では、ピコトーニングの効果やメリット・デメリット、効果を高めるポイントなどを紹介しました。
ピコトーニングは、シミやくすみの改善だけでなく、肌のトーンアップ効果や赤ら顔・毛穴開きなどの肌質改善効果にも期待できます。さらに通常のレーザーでは治療できなかった肝斑の改善効果もあるため、悩んでいる方は治療を検討してみても良いでしょう。
ピコトーニングのメリットとしては、肌への負担がほとんどなく、痛みやダウンタイムが少ないことが挙げられます。ただしほとんどの場合は複数回の治療が必要になるため、1回の治療で改善したいという場合は他の施術がおすすめです。
ピコトーニングの効果を高めるためには、施術後のセルフケアをしっかり行うことのほか、適切なクリニック選びが重要です。本記事で紹介したおすすめのクリニックを参考に、自分にぴったりのクリニックを選びましょう。