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低用量ピルの値段はいくら?保険適用の条件や種類を解説

低用量ピルの値段はいくら?保険適用の条件や種類を解説

「低用量ピルの値段ってどのくらい?」
「低用量ピルが安いおすすめクリニックが知りたい!」

このような疑問を感じている方は多いのではないでしょうか。

低用量ピルの値段は1ヶ月あたり約2,000円〜3,000円が相場と言われています。

低用量ピルを服用するためには、薬代以外に診察料・検査料・配送料などが発生するため、予算内で服用を続けられるクリニックを選ぶことが大切です。

本記事では低用量ピルの値段や基礎知識を解説し、低用量ピルが安いおすすめクリニック6院を紹介しています。

今後服用を始めようと検討している方はぜひ参考にしてください。

※掲載されているクリニックは広告・PRが含まれます。 ※コンテンツ内で医療サービスに申し込むと、売上の一部が編集部に還元されることがあります。※記事内の表示価格は全て税込価格 ※記事内で記載しているダウンタイム・効果に関しては個人差があります。

目次

低用量ピルとは?ほぼ確実に妊娠を予防できる薬

低用量ピルとは1日1回服用することで、ほぼ確実に妊娠を予防できる薬のことです。

避妊効果以外に「月経困難症の改善」「PMSや生理痛の軽減」「ニキビや肌荒れの改善」などの効果を期待できます。

低用量ピルにはさまざまな種類があり、それぞれ服用方法や得られる効果が異なります。

低用量ピルの特徴
  • 1ヶ月の値段相場は約2,000円〜3,000円
  • 第一世代から第四世代まで種類がある
  • 1相性・3相性によって服用方法が異なる

低用量ピルは毎日飲み続ける必要があるため、1ヶ月あたりにどのくらいの費用がかかるのか把握しておくことが大切です。

低用量ピルの値段は?1ヶ月2,500円〜3,000円が相場

低用量ピルの値段は1ヶ月あたり(1シート)約2,000円〜3,000円が相場と言われています。

低用量ピルは1シートあたり「21錠」または「28錠」でできており、ピルの種類によって錠剤の数や値段が異なります。

安全かつ確実に避妊効果を得るためには、毎日続けて服用する必要があるため、無理なく服用を続けられる値段かどうか確認することが大切です。

低用量ピル服用にかかる費用は?薬代・診察代・検査料がかかる

低用量ピルを服用するためには、薬代だけでなく診察代や検査料などの費用が発生します。

  • 初診料・再診料:約1,000円〜2,000円
  • 検査料:検査の内容によって異なる

初診料とは初回の診察時に発生する費用で、クリニックによって異なりますが1,000円〜2,000円が相場とされています。

初診で低用量ピルを購入する際の費用は、合計で3,000円〜5,000円程度が目安です。

2回目以降の受診時には再診料が発生しますが、クリニックによっては再診料0円としている場合もあり、薬代のみで済む場合もあります。

また、クリニックによっては初診時に血液検査などを行うこともあり、追加で検査料が発生します。

検査料は検査の内容によって異なるので、初診時に確認するようにしてください。

低用量ピルは保険適用になる?服用目的によって異なる

低用量ピルが保険適用になるかどうかは、服用目的や条件によって異なります。

保険適用 保険適用外
月経困難症の改善
子宮内膜炎の治療
避妊
PMS(月経前症候群)の改善
ニキビや肌荒れの改善

月経困難症とは月経にともなって起こる病的な症状のことで、下腹部痛・頭痛・腰痛・悪心などがあります。

月経期間中に発症し、月経が終わると改善されるのが特徴です。

子宮内膜炎は、子宮の内側にある子宮内膜が炎症が起こることで、下腹部痛・ウミのようなおりもの・不正出血・発熱などの症状が発生します。

子宮内膜炎は放っておくと徐々に症状が進み、月経以外の時にも上記のような症状を起こすようになってしまうため、早めに治療を始めることが大切です。

医師の診察のもと「月経困難症」「子宮内膜炎」などの病的な症状と判断された場合、低用量ピルは保険適用になります。

避妊・PMS(月経前症候群)・ニキビや肌荒れの改善を目的としている場合は保険適用外となり、全て自己負担で支払うことになります。

低用量ピルの値段が安いおすすめクリニック6院

ここからは低用量ピルを購入できるおすすめクリニック6院を紹介します。

今回紹介するクリニックは以下の項目を基準に厳選しました。

掲載クリニックの選定基準について

相場より料金が高すぎないか 低用量ピルの値段が安いかどうか
低用量ピルの値段が相場に合っているかチェック
診察料・検査料・配送料が安いクリニックを厳選
種類や割引が充実しているか 低用量ピルの種類が充実しているかどうか
複数種類の低用量ピルを取り扱っているかどうかチェック
在籍医師の経験や資格 オンライン診療でピルを処方してもらえる
来院せずに低用量ピルを処方してもらえるかどうかチェック
産婦人科医による診察を受けられるかどうか確認

独自の評価基準(上記で説明あり)とアンケート調査をもとにクリニックを厳選して掲載しています。
掲載順は順不同であり、各クリニックの優劣をつけるものではありません。
万が一、掲載しているクリニックでトラブルに遭われた場合は、弊社までご連絡ください。すぐに事実確認をとり情報の修正、もしくはクリニック選出基準の見直しをさせていただきます。

まずは各クリニックの特徴をまとめましたので、気になるクリニックを探してみてください。

スクロールできます
マイピルオンライン スマルナ DMMオンラインクリニック クリニックフォア メデリピル ロゴ
クリニック名 マイピルオンライン スマルナ DMMオンラインクリニック クリニックフォア メデリピル イースト駅前クリニック
低用量ピルの料金 1シート
2,849円〜
1シート
1,963円〜
1シート
3,179円〜
1シート
2,783円〜
1シート
2,970円〜
1シート
2,700円〜
診察料 初診料:1,650円
再診料:550円
1,500円 無料 1,650円 無料 無料
配送料 550円 無料 550円 550円 550円 無料
低用量ピルの種類 6種類 要確認 9種類 8種類 要確認 4種類
詳細
公式サイト

マイピルオンライン|6種類の低用量ピルを取り扱っている

マイピルオンラインTOP

マイピルオンラインのおすすめポイント
  • 低用量ピルの種類が充実している
  • 産婦人科による電話診察を受けられる
  • ポスト投函で不在時も受け取り可能

マイピルオンラインの低用量ピルの料金

トリキュラー28 1シート:2,959円
定期便:2,690円
マーベロン 1シート:3,069円
定期便:2,690円
ラベルフィーユ28 1シート:2,849円
定期便:2,690円
ファボワール28 1シート:2,959円
定期便:2,690円
アンジュ28 1シート:3,069円
定期便:2,690円
シンフェーズT28 1シート:2,849円
定期便:2,959円

マイピルオンラインは電話で産婦人科医の診察を受けられる、オンライン診療専門のクリニックです。

アプリなどをインストールする必要がなく、公式サイトから診察希望日時を予約して受診できます。

6種類の低用量ピルを取り扱っており、悩みや得たい効果に合わせて最適な薬を処方してもらえます。

受診後は最短当日に薬を発送してくれるうえ、ポスト投函なので不在時でも受け取ることが可能です。

「学割」や「マイピルはじめて割」など、お得なキャンペーンも充実しているので、できるだけ費用を抑えたい方はぜひチェックしてみてください。

マイピルオンラインの基本情報

診察料 初診料:1,650円
再診料:550円
配送料 550円
オンライン診療の有無 あり
受付時間 24時間予約可能
最短配送 最短当日発送・翌日お届け

スマルナ|月々1,963円(税込)から利用できる

スマルナTOP

出典:スマルナ
スマルナのおすすめポイント
  • 月々1,963円〜低用量ピルを利用できる
  • アプリでいつでもどこでも受診可能
  • 最短当日配送ですぐに服用を始められる
低用量ピル 1,963円〜/1ヶ月分
※1年分処方(12シート)の場合

スマルナはオンラインピル処方を専門に行っているクリニックです。

診察料1,500円(税込)と薬代1,963円(税込)から利用を始められます。

定期便を利用すると2回目以降の診察料がかからず、薬代のみで治療を続けることが可能です。

スマルナは専用のアプリを導入しており、スマートフォンやパソコンからいつでも好きな場所で診察を受けられます。

診察後は最短当日に薬を発送してくれるため、すぐに服用を始めることが可能です。

アプリ内のチャットでは、ピルの服用方法や悩みを無料で医師・看護師に相談することもできます。

薬の処方だけでなく、不安や悩みを聞いてくれるクリニックを選びたい方におすすめです。

スマルナの基本情報

診察料 1,500円
配送料 無料
オンライン診療の有無 あり
受付時間 24時間予約可能
※診察時間は医師の都合による
最短配送 最短当日発送・翌日お届け

DMMオンラインクリニック|初診料・再診料が0円

DMMオンラインクリニック

DMMオンラインクリニックのおすすめポイント
  • 9種類の低用量ピルを取り扱っている
  • 初診料・再診料が0円
  • 公式サイトからの予約で専用アプリが不要

DMMオンラインクリニックの低用量ピルの料金

シンフェーズ/28錠 1シート:3,179円
6ヶ月定期便:2,178円
トリキュラー/28錠 1シート:3,179円
6ヶ月定期便:2,178円
アンジュ/28錠 1シート:3,179円
6ヶ月定期便:2,178円
マーベロン/28錠 1シート:3,179円
6ヶ月定期便:2,178円
フリウェル配合錠ULD/21錠 1シート:3,608円
6ヶ月定期便:3,069円
ドロエチ配合錠/28錠 1シート:5,808円
6ヶ月定期便:4,928円
ルナベル配合錠ULD/21錠 1シート:8,228円
6ヶ月定期便:7,018円
ヤーズ配合錠/28錠 1シート:10,670円
6ヶ月定期便:9,108円
ヤーズフレックス配合錠/28錠 1シート:11,737円
6ヶ月定期便:9,988円

DMMオンラインクリニックは予約・診察・薬の処方までをスマートフォンやパソコンで完結できる、オンライン診療専門のクリニックです。

9種類の低用量ピルを取り扱っており、1シートごとは3,179円(税込)から、定期便であれば月々2,178円(税込)で利用できます。

初診料・再診料が0円のため、薬代と配送料のみで利用することが可能です。

公式サイトから予約でき、専用のアプリなどをインストールする必要がありません。

診察時間が平日は8:00〜22:00まで・土日祝日は8:00〜21:00までなので、仕事終わりや遅い時間に受診したい方にもおすすめです。

DMMオンラインクリニックの基本情報

診察料 無料
配送料 550円
オンライン診療の有無 あり
受付時間 平日 8:00〜22:00
土日祝日 8:00〜21:00
最短配送 最短当日発送・翌日お届け

クリニックフォア|LINEで生理と服薬の管理をサポートしてくれる

クリニックフォア

クリニックフォアのおすすめポイント
  • LINEで生理と服薬の管理をサポートしてくれる
  • 2回目以降は追加配送可能で診察料がかからない
  • シンプルな封筒での郵送でプライバシー厳守

クリニックフォアの低用量ピルの料金

マーベロン 定期配送:2,783円/月
トリキュラー 定期配送:2,783円/月
ラベルフィーユ 定期配送:2,783円/月
アンジュ 定期配送:2,783円/月
ファボワール 定期配送:2,783円/月
ルナベルULD 定期配送:9,350円/月
フリウェルULD 定期配送:6,077円/月
ヤーズフレックス 定期配送:10,285円/月

クリニックフォアはオンライン診療対面診療を行っているクリニックです。

オンライン診療は専用アプリが不要で、カメラ付きのスマートフォン・パソコンからビデオ通話で受診できます。

受診・薬の処方後は、LINEで服薬の管理や生理の管理をサポートしてくれるため、低用量ピルの服用が初めての方でも安心です。

副作用や体調不良などの症状もしっかりサポートしてくれます。

2回目以降は追加配送が可能で診察料がかからず、薬代と配送料だけで服用を続けることが可能です。

薬の配送時にはシンプルな封筒で郵送してくれるため、家族に知られずに服用を始めたい方も安心して利用できます。

クリニックフォアの基本情報

診察料 1,650円
配送料 550円
オンライン診療の有無 あり
受付時間 9:00〜20:30
最短配送 最短当日発送・翌日お届け
クリニック数 10院(関東9院/関西1院)

メデリピル|初月は診察料・ピル代が無料

メデリTOP

メデリピルのおすすめポイント
  • LINEから簡単に予約・相談できる
  • 診察は何度受けてもずっと無料
  • 初月はピル代が無料

メデリピルの低用量ピルの料金

低用量ピル 2,970円〜/1ヶ月

メデリピルはオンラインピル処方を専門に行っているクリニックです。

LINEから診察予約・受診・薬処方までを完結でき、専門の産婦人科医による診察を受けられます。

メデリピルの診察は何度受けても無料なので、低用量ピルを服用するか迷っている方や相談だけしたい方でも利用しやすいのが特徴です。

初月はピル代も無料なため、費用を抑えてピルを服用できます。

受診・薬処方後もLINEで服薬や体調管理をしてくれるので、アフターケアが充実しているクリニックを選びたい方はぜひチェックしてみてください。

メデリピルの基本情報

診察料 無料
配送料 550円
オンライン診療の有無 あり
受付時間 10:00〜21:00
最短配送 最短当日発送・翌日お届け

イースト駅前クリニック|対面診療とオンライン診療を受けられる

イースト駅前クリニックのおすすめポイント
  • 対面診療とオンライン診療を受けられる
  • 院内は女性スタッフのみで相談しやすい
  • 初診料・再診料・配送料が無料

イースト駅前クリニックの低用量ピルの料金

ラベルフィーユ28 1シート:2,700円
ファボワール 1シート:2,700円
マーベロン28 1シート:3,000円
トリキュラー28 1シート:3,000円

イースト駅前クリニックは札幌・新宿・小倉に3院展開している女性外来クリニックです。

対面診療とオンライン診療を実施しており、対面診療は予約不要で受診できます。

院内のスタッフは全て女性なので、男性の目が気になる方も安心して受診することが可能です。

オンライン診療は初診料・再診料・配送料がかからず、薬代のみで服用を始められます。

受診後は最短翌日に薬を届けてくれるので、すぐに服用を始めたい方におすすめです。

イースト駅前クリニックの基本情報

診察料 無料
配送料 無料
オンライン診療の有無 あり
受付時間 要確認
最短配送 最短当日発送・翌日お届け
クリニック数 3院(北海道1院・関東1院・九州1院)

低用量ピルの種類を解説!世代や相性によって特徴が異なる

低用量ピルにはさまざまな種類があり、それぞれ得られる効果や服用方法が異なります。

第一世代から第四世代まで分かれており、その中でも1相性・3相性と細かく分類されています。

安全かつ確実に希望の効果を得るためには、自分に合った低用量ピルを選ぶことが大切です。

ここでは低用量ピルの種類について詳しく解説しますので、今後服用したいと検討している方はぜひ参考にしてください。

低用量ピルは「世代」によって黄体ホルモンの種類が異なる

低用量ピルには「卵胞ホルモン」「黄体ホルモン」が含まれています。

「卵胞ホルモン」全てのピルに同様のもの(エチニルエストラジオール)が配合されていますが、「黄体ホルモン」はピルによって使われている種類が異なります。

低用量ピルは黄体ホルモンの種類によって「第一世代」「第二世代」「第三世代」「第四世代」に分けられており、それぞれ得られる効果が異なります。

ここでは低用量ピルの世代ごとの特徴について解説します。

第一世代|月経困難症改善を目的に処方される

「第一世代」は日本で最初に製造を承認された低用量ピルで、「ノルエチステロン」と呼ばれる黄体ホルモンが配合されています。

主に避妊目的で処方されますが、副次効果として「ニキビや肌荒れの改善」「月経困難症の改善」などの効果を得ることが可能です。

黄体ホルモンの種類 ノルエチステロン
服用目的 避妊
月経困難症の改善
ニキビや肌荒れ改善
ピルの種類 フリウェルLD
シンフェーズ
ルナベルLD/ULD
副作用 不正性器出血
悪心
頭痛
浮腫み
過敏症
発疹
特徴 日本で初めて承認された低用量ピル
他の世代より副作用が起こりやすい

第一世代のピルの種類とそれぞれの値段の相場をまとめました。

種類 値段 相性
フリウェルLD(ジェネリック) 1,500円〜 1相性
ルナベルLD 2,000円〜 1相性
シンフェーズT 2,500円〜 3相性

第二世代|不正出血が起こりにくく安定した周期を作りやすい

「第二世代」の低用量ピルは「レボルノゲストレル」と呼ばれる黄体ホルモンが配合されています。

第一世代よりも含まれているホルモン量が少なく、副作用が出にくいのが特徴です。

特に不正出血が起こりにくく、生理周期が安定しやすくなります。

ただ、喫煙者の方が服用すると血栓症などの症状が発生する危険性があるため注意が必要です。

人によっては、男性ホルモンの活性化により体臭が強くなったり多毛になったりする可能性もあります。

黄体ホルモンの種類 レボルノゲストレル
服用目的 避妊
月経困難症の改善
ピルの種類 ラベルフィーユ
トリキュラー
アンジュ
ジェミーナ
副作用 頭痛
腹痛
悪心
嘔吐
発疹
過敏症
特徴 不正出血が起こりにくい
喫煙者は血栓症のリスクがある

第二世代のピルの種類とそれぞれの値段相場は以下の通りです。

種類 値段 相性
ラベルフィーユ(ジェネリック) 2,500円〜 3相性
トリキュラー 2,500円〜 3相性
アンジュ 2,500円〜 3相性
ジェミーナ 2,500円〜 1相性

第三世代|ニキビ治療や多毛症改善効果を期待できる

「第三世代」の低用量ピルには「デソゲストレル」と呼ばれる黄体ホルモンが配合されています。

低用量ピルの中で最も男性ホルモンの抑制効果が高く、ニキビや多毛症の改善効果を期待できるのが特徴です。

第三世代は比較的新しい低用量ピルですが、血栓症の事例も上がっているため、喫煙者の方は服用時に注意する必要があります。

黄体ホルモンの種類 デソゲストレル
服用目的 避妊
ニキビや肌荒れの改善
多毛症の改善
ピルの種類 ファボワール
マーベロン
副作用 頭痛
悪心
発疹
過敏症
肝機能異常
特徴 男性ホルモンの抑制効果が高い
喫煙者は血栓症のリスクがある

第三世代のピルの種類とそれぞれの値段相場は以下の通りです。

種類 値段 相性
ファボワール 2,000円〜 1相性
マーベロン 2,500円〜 1相性

第四世代|副作用が起こりにくい

「第四世代」は「ドロスピレノン」と呼ばれる黄体ホルモンが配合された低用量ピルです。

「超低用量ピル」とも呼ばれており、避妊目的ではなくPMS(月経前症候群)や月経によるトラブルの改善を目的に処方されます。

超低用量ピルという名前の通り、含まれているホルモン量が少ないため、比較的副作用が起こりにくいのが特徴です。

黄体ホルモンの種類 ドロスピレノン
服用目的 PMSの改善
月経によるトラブルの改善
ピルの種類 ヤーズ
ヤーズフレックス
副作用 頭痛
腹痛
悪心
不正出血
特徴 超低用量ピルとも呼ばれている
PMSや月経によるトラブルの改善に用いられる

第四世代のピルの種類とそれぞれの値段相場は以下の通りです。

種類 値段 相性
ヤーズ 2,500円〜 1相性
ヤーズフレックス 2,500円〜 1相性

低用量ピルは「相性」によって服用方法が異なる

低用量ピルは、1周期(28日)の間、1日1錠を決まった時間に決まった順番で服用します。

28日のうち21日間はホルモンが配合された実薬を服用し、のこりの7日間は休薬するというサイクルを繰り返すのが特徴です。

休薬期間は「薬を服用しない方法」と「偽薬を服用する」方法があります。

「1相性」と「3相性」の違いは実薬に含まれるホルモン量です。

1相性ピル 3相性ピル
ホルモン量 全て一定のホルモン量 ホルモン分泌量に合わせて3段階に分かれている
特徴 月経前の肌荒れによく効く
月経移動にも用いられる
飲む順番を間違えても問題ない
副作用が起こりにくい
決まった順番で飲む必要がある
低用量ピルの種類 フリウェルLD
ルナベルLD
ジェミーナ
ファボワール
マーベロン
ヤーズ
ヤーズフレックス
シンフェーズT
ラベルフィーユ
トリキュラー
アンジュ

1相性ピル|全ての錠剤に一定のホルモン量が含まれている

ホルモン量 全て一定のホルモン量
特徴 月経前の肌荒れによく効く
月経移動にも用いられる
飲む順番を間違えても問題ない
低用量ピルの種類 フリウェルLD
ルナベルLD
ジェミーナ
ファボワール
マーベロン
ヤーズ
ヤーズフレックス

「1相性」のピルは全ての実薬に同じ量のホルモンが含まれており、順番を気にせずに服用できます。

月経前のニキビや肌荒れによく効くと言われており、月経移動にも用いられるのが特徴です。

3相性ピル|ホルモン量が3段階に分かれている

ホルモン量 ホルモン分泌量に合わせて3段階に分かれている
特徴 副作用が起こりにくい
決まった順番で飲む必要がある
低用量ピルの種類 シンフェーズ
ラベルフィーユ
トリキュラー
アンジュ

「3相性」のピルはホルモンの分泌量に合わせてホルモンの配合量が3段階に分かれています。

副作用が出にくいというメリットがありますが、正しい順番で服用しなければ効果を得られなくなってしまうのが特徴です。

低用量ピルの種類一覧!世代と相性の組み合わせで効果が異なる

第一世代1相性ピル フリウェルLD(ジェネリック)
ルナベルLD
第一世代3相性ピル シンフェーズT
第二世代1相性ピル ジェミーナ
第二世代3相性ピル ラベルフィーユ(ジェネリック)
トリキュラー
アンジュ
第三世代1相性ピル ファボワール
マーベロン
第四世代1相性ピル ヤーズ
ヤーズフレックス

低用量ピルは「世代」「相性」の組み合わせで成り立っています。

得られる効果や服用方法は種類によって異なるため、医師の診察を受けた上で自分に合った薬を選ぶようにしてください。

低用量ピルを購入するクリニックの選び方は?値段・ピルの種類などを確認する

低用量ピルを購入するクリニックを選ぶ際は以下のポイントに注意する必要があります。

  • 低用量ピルの値段・診察料などが安いクリニックを選ぶ
  • ピルの種類が豊富なクリニックを選ぶ
  • オンライン診療で薬を処方してくれるクリニックを選ぶ

ここからはクリニックの選び方を解説します。

これから低用量ピルの服用を始めようと検討している方はぜひ参考にしてみてください。

低用量ピルの値段・診察料などが安いクリニックを選ぶ

低用量ピルを購入するクリニックを選ぶ際は、ピルの値段・診察料・検査料などが安いクリニックを選ぶのがおすすめです。

低用量ピルは一度服用を始めたら継続して飲み続ける必要があります。

無理なく服用を続けるためには、予算内でピルを購入できるクリニックを選ぶことが重要です。

低用量ピルの料金相場は1ヶ月あたり約2,000円〜3,000円と言われています。

まずは自分に合ったピルの種類を確認し、薬代を比較して安いクリニックを選ぶようにしましょう。

クリニックによっては診察料や検査料が追加でかかる場合があるので、事前に確認しておくことが大切です。

またオンライン診療でピル処方をしてもらう場合、配送料も発生する可能性があるので確認しておきましょう。

ピルの種類が豊富なクリニックを選ぶ

ピルの種類が豊富なクリニックを選ぶのもポイントです。

低用量ピルにはさまざまな種類があり、それぞれ効果や服用方法が異なります。

自分に合ったピルを提案してもらうためには、複数種類のピルを提供しているクリニックを選ぶのがおすすめです。

効果や副作用などをしっかりと説明してもらった上で、服用すべきピルを選ぶようにしてください。

オンライン診療で薬を処方してくれるクリニックを選ぶ

低用量ピルを服用する場合、オンライン診療で薬を処方してくれるクリニックを選ぶのがおすすめです。

オンライン診療とは、スマートフォンやパソコンから医師の診察を受け、薬を処方・配送してもらえるサービスです。

ピル処方を行っているクリニックの多くはオンライン診療を実施しています。

オンライン診療可能なクリニックであれば自宅から手軽に受診でき、クリニックに来院する手間がかかりません。

人目を気にせず受診できるため、家族に知られずに服用を始めたい方や、産婦人科に来院するのに抵抗がある方に適しています。

クリニックによってはピルを定期配送してくれるところもあり、1ヶ月ごとの受診を省いて必要な薬を配送してもらうことも可能です。

まとめ

今回は低用量ピルの値段が安いおすすめクリニックを紹介しました。

低用量ピルの値段は1ヶ月あたり約2,000円〜3,000円が相場で、追加で診察料・検査料・配送料などの費用がかかります。

低用量ピルは継続して服用する必要があるため、予算内で服用を続けられるクリニックを選ぶことが大切です。

オンライン診療可能なクリニックであれば、スマートフォンやパソコンから気軽に相談できるのでぜひ利用してみてください。

※本記事は、2023年11月8日に更新しています。クリニックの情報は、2023年11月8日現在の情報であるため、メニュー・料金の変更がある場合があります。詳細は各クリニックの公式サイトでご確認ください。

※本記事で取り上げる施術は原則自由診療によるものです。自由診療では公的医療保険制度は適用されず、費用はすべて自己負担になります。費用については事前によく確認し、納得のうえで施術を受けるようにしてください。
※低用量ピルの服用には以下のようなリスク・副作用があります。施術内容とともにリスク・副作用について医師に確認し、不明な点は相談して、納得してから施術を受けるようにしましょう。

  • 頭痛
  • 悪心
  • 腹痛
  • 浮腫み
  • 発疹
  • 不正出血
  • 過敏症
  • 肝機能異常

▼参考文献

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